青・白・緑の中国文化財色

中国で良く見かける、仏教や道教の寺院修繕。
わりと 小さめの 地域の文化財は どんどん修繕していっている気がします。

修繕自体は結構な事だと思います。
文化革命の頃から比べれば、格段の進歩だとも思います。
・・が!
しかし、全ての寺院を青白緑で塗りつぶしてしまうのは如何なものか・・?

私の見た寺院だけ・・なのかもしれません。
 何も中国全土を旅して、寺院の視察をした訳ではないのですから。


でもね、
観光地として補修する寺院は ほぼ例外なく、
柱を真っ赤に塗りたくり
頭上の壁を青白緑(時により“+黄”)で適当に塗りつぶしています。

付け加えれば、
 寺院門前は道も補修され、
 広い一本道の両側には作り付けの土産物屋(あの画一的な造りの・・)が並びます。
 もちろん土産物屋の壁上部にも、画一的な文様が・・・(寺院の模様より丁寧に塗られています。どうだそれ?)


あの「青白緑」の文様を描くのは きっと中国の寺院補修専門の大工さんなのでしょう・・
その筆運びには微塵の迷いもありませんが
明らかに下地の模様を無視しています(素人でもわかります)。

・・・立派!立派だ!!その自信にカンパイ!!
  逆に、感動モノです。(ΘдΘ);;
それは 文化財の修繕方法として如何なものか・・?
 既に「修繕」ではなく、「創作」でしょう?


私は古い文化財に描かれた模様などがスキで、つい写真に収めるのですが
中国では・・・もうあの「青白緑」の模様に厭きてしまい、最近では 写真を撮りません。

国家的な文化財の補修は さすがにそれほど適当にはしないでしょうが、
地方の文化財の補修・・・あんな適当な補修をする位なら、いっそ朽ちるに任せてくれい!!
・・とか思ってしまうのは私だけでしょうか??

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